皆さまこんにちは。
2023 Mr SAKE Japanの奥山諒二です。
8月26日にプラチナフィッシュKAPPOさんより依頼をいただき、屋形船のイベントにて司会をさせていただきました。
屋形船の歴史は平安時代にルーツを見出すことができます。
古くは万葉集にも詠まれたというのが宮人の舟遊び。これが平安時代には川などに船を浮かべて遊覧を楽しんでいたという記録が残されています。
江戸期に入ると有名大名などが自前の船で盛んに遊覧をするようになりました。豪華絢爛な屋形船は武家のみが使用でき、一般庶民は乗船できませんでした。
そこで粋な江戸っ子は屋根船と称する船の上に部屋が一つ乗っている形でした。それから質素な屋形船が新造され一般庶民でも風流な遊びができるようになりました。
18:30に芝浦石川から出航し、お台場の近くで停泊をして風情を堪能するコースでした。
開催に先立ち、おかみのひろこさんよりご挨拶を頂きました。
今回のイベントでは、現在北海道上川郡東川町にあります三千櫻酒造の山田耕司社長にもご来賓いただきました。
三千櫻酒造は明治10年(1877年)、岐阜県中津川市(旧福岡町)で創業しました。自然豊かな場所で酒造りを始めたのは、庄屋の4代目当主であった山田三千介(みちすけ)。その名にちなんで『三千櫻(みちざくら)』と名付けました。
現当主の山田耕司は6代目にあたります。
岐阜県中津川市で生まれ育った三千櫻酒造は、2020年10月に北海道上川郡東川町へ移転しました。その背景には、蔵の老朽化と地球温暖化により、今まで通りのやり方で日本酒を造ることが年々難しくなってきたことがありました。
その際に、北海道東川町が公設民営型酒蔵を公募しているという話が舞い込み、山田社長は「北へ行こう」と決断をいたしました。
今回屋形船内にて、おかみと三千櫻酒造でコラボレーションした日本酒、『おかみのおもてなし2023』についての対談も行われました。
その後にじゃんけん大会が行われ、勝者は三千櫻のシャツやおかみのおもてなしの四合瓶が当たりました。
20時になった際は、綺麗な花火も堪能することができ、夏の風情を満喫できたことでしょう。
今後ともMr SAKEはさまざまなイベントにて皆さまと日本酒を楽しむ活動を通じて日本酒を広げていきます。
引き続きどうぞよろしくお願いします。
プラチナフィッシュKAPPO
https://platinumfish.jp/shoplist/kappo/
三千櫻酒造
2023 Mr SAKE Japanの奥山諒二