有楽町の東京交通会館にて福島県庁の皆さま、Miss SAKE 及び Mr SAKEで「まるごとふくしまウィーク」に参加致しました

皆さまこんにちは。

2023年9日22日~24日の三日間、有楽町の東京交通会館にて福島県庁の皆さま、Miss SAKE 及び Mr SAKEで「まるごとふくしまウィーク」に参加致しました。

まるごとふくしまウィークとは?

福島県の特産品や観光情報をPRするイベントで、1ヶ月に渡って有楽町、大手町、銀座、日本橋などで様々なイベントが開催されてきました。私たちが参加させていただいたのは、有楽町の東京交通会館前で行われた「ふくしま日本酒利き酒販売」です。

 

今年の全国新酒鑑評会で金賞に選ばれた銘柄をはじめ、福島の会津地方、中通り、浜通りそれぞれの地域から、合計約15銘柄が勢揃い。日本酒の魅力を発信するMiss SAKE と Mr. SAKEが来場者の好みや探している味を伺い、おすすめの日本酒を紹介させていただきました。

【9月22日】大盛況の初日

初日の状況は2023 Mr SAKE 新潟の瀧澤彬人が担当します。

初日は、2023 Miss SAKE Japanの山田琴子さん、2022 Miss SAKE 福島の鶴蒔かれんさん、2023 Miss SAKE 岡山の土倉麻杏さん、2023 Mr SAKE 準グランプリの須田隆太朗さんの5名で利き酒をお手伝いしました。

福島県の日本酒を数多く試飲できる貴重なイベントということで、初日から大変ワクワクして当日を迎えました。

このイベントで日本酒を好きになった方がちらほら

利き酒をお手伝いしている中で普段日本酒を飲まない方にも立ち寄って頂きました。「飲みやすいものを飲んでみたい!」とおっしゃったお客様にはフルーティーな味わいや甘さが感じられる日本酒を飲んで頂き、「日本酒を好きになりそう!」、「日本酒に対する意識が変わった!」というお声を頂きました。自分の好きな日本酒を来店した方にも好きになって頂くことができて、心の底から良かったなと感じるほど嬉しい気持ちでいっぱいでした。

試飲販売初日にもかかわらず、想像以上に多くのお客様で賑わいました。様々な年齢の方々にお越し頂き、福島のお酒は老若男女問わず多くの世代から支持されているのだと実感しました。夕方からは雨模様となりましたが、悪天候の中でも多くのお客様にご来場いただきました。まるごとふくしまウィークを通して福島の魅力を大いに感じることができた素敵なイベントでした。多くのお客様にお気に入りの日本酒を見つけていただけたのも素敵な思い出です。このような素敵なイベントに尽力していただいたスタッフの皆さんに大変感謝致します。本当にありがとうございました。

 

【9月23日】完売御礼の中日

2日目の様子は、2023 Mr SAKE 準グランプリの須田隆太朗が担当します。2日目は、2023 Miss SAKE 宮城の千田瑞穂さん、2022 Miss SAKE 福島の鶴蒔かれんさん、2023 Miss SAKE 福岡の大谷栞里さん、2023 Mr SAKE Japanの奥山諒二さんの5名で利き酒をお手伝いしました(写真左から紹介順)。

 

 

東京出身の私は、中高生時代に震災復興のボランティアに携わる機会に恵まれたことがあります。南相馬市など三陸地域を中心に何度も訪問し、現地の同世代の学生にインタビューした内容を有楽町で伝えるイベントを開催したこともあります。時が経ち、当時は想像もできなかった日本酒という領域で、福島の魅力を伝える活動に関わることができ大変嬉しく思っています。

飲み比べることで好みの日本酒を発見

今日、初めて日本酒を飲んだという日本人の女性が舌つづみを打ったのが、米の旨みがしっかりと感じられ、かつキレの良い特別純米でした。また、シンガポールから旅行に来ていた男性は、香りが爽やかでほのかに甘味を感じる日本酒を探しているとのことで、好みの日本酒を見つけるお手伝いをさせていただきました。日本酒が好きな方で「シンガポールでもよく日本酒を飲むが、今日はどれも知らない銘柄ばかりだった」だと喜んでいただきました。

 

偶然の出会いが必然の一本に

屋外イベントには、たまたま通りがかった方や、普段は日本酒を飲まない方も興味を持って立ち寄ってくださる良さがあります。多種多様な日本酒を飲み比べ、偶然みつけた一本がその人の人生に影響し、後から振り返ったときに必然の一本となるかもしれない。そんなことを妄想しながらお酒を勧めていました。曇り空のもとたいへん多くの方に立ち寄っていただき、日が傾く頃には2日目の分の日本酒がすべて完売となりました。ありがとうございました。

【9月24日】売切御免の最終日

最終日の状況は2023 Mr SAKE Japanの奥山諒二が担当します。

左から2023 Miss SAKE 準グランプリの齋藤ひかりさん、2023 Miss SAKE Japanの山田琴子さん、2022 Miss SAKE 福島の鶴蒔かれんさん、私奥山諒二、2023 Mr SAKE 新潟の瀧澤彬人さんの計5名で試飲販売を行いました。

 

試飲開始となった午前10時、日差しもさほど強くない午前中は海外から来られたお客様が多く見受けられました。最初のお客様はハワイから観光で来られたご家族でした。好みの味を伺い、DRYと言った旦那様には辛口の日本酒を、SWEETと言った奥様には甘口の日本酒を勧めたところ、どちらも気に入って頂き本日最初の購入者となりました。

 

正午頃になって日差しが強くなってくると、酸と辛口のバランスがよいスッキリとした日本酒がよく売れました。普段は辛口を飲まないというお客様も、試飲後に「これなら飲める」と言って頂き売れ行きも順調でした。

 

また、猛暑もだいぶ落ち着きを見せ、これから秋が始まる季節ということもあり、お鍋や煮魚、おでんなどと楽しめるお酒として勧めていました日本酒は一番先に販売終了となりました。さらに販売は加速し、品薄となる銘柄が続出しました。その結果、最終日は終了時間の2時間半ほど前に試飲できる日本酒の全てが売り切れてしまう大好評となりました。

 

日常の有り難みを感じた二日間

東日本大震災から約二年後、私は航空自衛隊松島基地に配属されました。当時は仙台から石巻に繋がるJR仙石線も震災の影響で一部開通されておらず、途中からバスで移動しなければいけませんでした。また基地内には津波の高さを示す表示がいくつも散見され、震災の爪痕を痛感しました。

 

全国民で力を合わせて震災復興に取り組み日常を取り戻したのも束の間、今度はコロナウィルスによる自粛生活が始まりました。約三年間という長いコロナ期間では、日本酒の売上が大きく減少し、日本酒業界の方々が大変な状況になっておりましたが、今年になって落ち着きを取り戻し、外国人観光客も増え、【まるごとふくしまウィーク】は大盛況となりました。この結果は、福島の日本酒が美味しいことは勿論ですが、途中日射しの強い時間帯があったにも関わらず、県庁のスタッフをはじめ本当に皆さんが頑張ったからだと思います。

 

災害大国といわれる日本ですが、みんなが常に日常を維持するために頑張っています。現在色々なお話がありますが、本当に良いものは色褪せませんし、それを知っている県民の皆さんはひたむきに頑張っていて私も力を貰いました。

 

またこのようなイベントに参加して、より多くの人に日本酒の素晴らしさを知って頂きたいと思います。ありがとうございました。

 

今回お世話になりました酒蔵は以下の通りでございます。また、福島の日本酒は、神田駅及び新日本橋駅近くのアンテナショップ『日本橋ふくしま館 MIDETTE』でも購入できます。ぜひ足を運んでみてください。

https://midette.com/

 

最後に、試飲のお手伝いをさせていただいた酒蔵様をご紹介いたします(順不同)。

 

曙酒造店様(会津坂下)

https://akebono-syuzou.com/

 

有賀醸造様(白河市)

http://arinokawa.net

 

榮川酒造様(磐梯町)

http://www.eisen.jp/website/index.html

 

奥の松酒造様(二本松市)

http://okunomatsu.co.jp/

 

開当男山酒造様(南会津)

https://otokoyama.jp/

 

四家酒造店様(いわき市)

https://shikesyuzouten-matabey.shopinfo.jp/

 

末廣酒造様(会津若松市)

https://www.sake-suehiro.jp/

 

鈴木酒造店様(浪江市)

http://www.iw-kotobuki.co.jp/

 

千駒酒造様(白河市)

https://senkoma-shuzou.co.jp/

 

大七酒造様(二本松市)

https://www.daishichi.com/

 

大天狗酒造様(本宮市)

https://daitengusyuzo.com/

 

鶴乃江酒造様(会津若松)

https://www.tsurunoe.com/

 

豊國酒造様(石川郡)

http://azuma-toyokuni.com/sp/index.html

 

松崎酒造様(天栄村)

http://matsuzakisyuzo.com/

 

大和川酒造様(喜多方市)

http://www.yauemon.co.jp/